こんにちは。
東京マラソン2020で日本記録を更新し、オリンピック代表に内定した大迫傑選手。
アメリカを練習拠点に選ぶなど、これまでの日本人マラソン選手がやらなかった道のりで世界と勝負するランナーです。
陸上に詳しくなくても、大迫傑選手は知っているという人も多いのでは。
オリンピック内定選手の中でも存在感、話題性は抜群です。
そんな大迫傑選手、具体的に何がすごいのでしょうか?
この記事では、大迫傑選手の愛用シューズやウエア、食事法やトレーニング方法をまとめ、大迫傑選手のすごさを分析します。
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【ナイキ】大迫傑の愛用シューズやウエア
大迫傑選手は、どのようなシューズとウエアを選んでいるのでしょうか?
大迫傑の愛用シューズ
東京マラソン2020のシューズはナイキ最新作
東京マラソン2020で大迫傑選手が履いていたシューズは、ナイキのエア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)でした。
いま世界のトップランナー達に選ばれている「ナイキの厚底シューズ」シリーズ最新作です。
ナイキの厚底シューズには、宇宙産業で使われる特殊素材が採用されています。
これまで両立は不可能と言われていた、「クッション性」と「反発性」を兼ね備えた革命的なシューズなのです。
そして最新作のエア ズーム アルファフライ ネクスト%と前作のヴェイパーフライネクスト%と比べて一番の進化は、靴底の中心より少し前部分に「ズーム エア ポッド」と呼ばれるクッションが付いたこと。
クッション性、反発力がさらに向上したそうです。
大迫選手も「クッション性と反発力がより上がったという感覚で、今までよりも地面を叩いたときのロスが少ないイメージ」と、アップデートを実感していました。
※2020年6月より国内販売開始予定
大迫選手は、練習内容によってシューズを使い分け
レース本番ではナイキの最新シューズを選ぶ大迫傑選手ですが、練習時にはナイキ エア ズーム ペガサス 36も愛用しているそうです。
トップモデルは特性上、シューズとしての寿命が短いため本番向き。
レースに近い走りをするときはエア ズーム アルファフライ ネクスト%、コンディションを整える目的で走るときはナイキ エア ズーム ペガサス 36、と使い分けがおすすめです。
「ペガサス」シリーズはナイキのロングセラー商品。
商品名の最後に付いている「36」という数字は、これまでに36回も改良を重ねたことを意味しています。
ナイキ エア ズーム ペガサス 36も、反発性とクッション性を感じられる厚底シューズ。
カーボンプレートは入っていないのですが、そのぶん誰もが履きこなしやすいです。
多くのランナーから長きにわたって信頼を得ているモデルです。
2020年には、さらなる改良を遂げたナイキ エア ズーム ペガサス 37の発売が決定。
ランニングシューズを買うなら、絶対にチェックしておきたいですね。
大迫傑の愛用ウエア
大迫傑選手はウエアもナイキで統一しているそうです。
とくにランニングタイツは、ランパンに比べ空気抵抗が少なく走りやすいため、レースでも練習でも愛用しているとのこと。
ナイキはウエアにも最先端のテクノロジーを採用。
軽くて動きやすく、汗をかいてもすぐに乾くため快適で、まさに速く走るためのウエアです。
大迫選手が大会で着用したことも影響して、市民ランナーにランニングタイツを選ぶ人が増えています。
大迫選手の着用モデルは残念ながら日本未発売なのですが、ナイキのメンズ 1/2レングス ランニングタイツが入手可能です。
また2XUというメーカーのMCS ラン コンプ ショーツは、着心地・機能性ともに評判が良い商品です。
タイツにありがちな締め付け感がなく、身体のラインが出すぎないので、はじめてランニングタイツを試す人にもおすすめです。
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大迫傑の食事は「普通の食事」食事制限をするのはいつ?
ストイックな大迫傑選手。
食事面でも制限をしているのかと思いきや、実際の食事のこだわりは「普通の食事」ということ。
なぜかというと、特別な食事は余計なプレッシャーとなる恐れがあるから。
普通の食事こそ、精神面が安定してベスト・パフォーマンスにつながる、と考えているそうです。
そんな大迫傑選手を食事面でも支えるのは、奥様のあゆみさんです。
あゆみさんは元スポーツメーカー勤務で、アスリートフードマイスター資格者。
インスタグラムに大迫家の食卓の写真を載せています。
インスタの写真を見て分かるのは、心がほっこりする「おうちごはん」でありながら、とても彩が良いこと。
あゆみさんも「様々な食品を組み合わせて炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを摂取するメニュー」、と紹介しています。
筋肉に負担がかかる練習の日はタンパク質を増やす
長距離を走る日は炭水化物をたくさん摂れる丼もの
といった工夫をされているそうです。
「いかに変な特別感を出さず、しかし必要な栄養を満たした普通の家庭料理で夫をサポートするかというのが私のモットーであり、課題でもある。」とおっしゃっています。
特別な食事制限を好まない大迫傑選手ですが、レース前のメニューは学生時代から決まっているそうです。
レース2、3日前には鰻重。
エネルギーを貯めてゲン担ぎ。
レース当日の勝負めしはカステラ。
油脂が多い高級カステラではなく、ごく普通のカステラがレース向き。
手軽に食べられて、消化が良く、すぐエネルギーに変換される心強い食べものです。
大迫傑選手の食事に特別な食材は出てきません。
でも「なぜ今この食事を摂るのか?」すごく考えられた内容ですよね。
わたしたちの健康維持やダイエットにとっても参考になりそう。
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大迫傑のトレーニング法
大迫傑選手はマラソンについて「やったか、やらないかがもろに出る競技」と語っています。
そんな大迫傑選手がやっているトレーニングとは、どんなものなのでしょうか?
大迫傑選手は、日本で数少ないプロランナー。
会社からお給料がもらえる実業団選手とは違い、スポンサーと契約できなければ無収入、より結果が求められる環境に身を置いていると言えます。
さらに大迫傑選手は、練習拠点をアメリカに移しました。
オリンピックでメダル獲得の可能性がある選手だけが加入できる、「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」に参加。
プロジェクトで唯一のアジア人でした。
加入当初は練習についていけずショックを受けたそうです。
でも「トップ選手がなぜ強いのか。その理由が明確にわかる環境にいることが僕の強み。」と気持ちを切り換え。
練習の距離・質ともに向上し、世界で勝負できる自信を付けたのです。
アメリカのトレーニングは日本に比べ、速いスピードのランニングや筋トレなど、筋力強化に積極的です。
ランニングフォームを科学的に分析して、弱点の筋力を強化するトレーニングを行ったことで、無駄な動きが少なく力強い走りが出来上がりました。
さらにMGCでオリンピック出場内定を逃した大迫傑選手は、ケニアに飛び込みます。
標高2400mの高地で、スピードのあるケニア人選手と競い合うトレーニングを行いました。
その結果、東京マラソン2020では見事、日本新記録を更新しオリンピック代表に内定したのです。
大迫傑選手は「やるべきこと」のレベルが高く、行動力がすごいです。
アスリートのお手本ですね。
大迫傑選手は、本人のツイッターや公式アプリで練習内容の一部を公開しています。
見た人がモチベーションを高め、「明日も頑張ろう!」というポジティブな気持ちになってほしいと語っています。
大迫選手のインスタはこちら↓
公式インスタグラム
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まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
大迫傑選手の愛用シューズとウエア、食事のこだわり、トレーニング方法をご紹介しました。
どれをとっても、大迫傑選手は「なんとなく」で選ばないということが分かりましたね。
メダルを獲るランナーになるために必要なことを考え抜いているし、必要とあらば常識や慣習に縛られずに行動しています。
自身の公式アプリを立ち上げ、プロアスリートとしても話題の大迫傑選手。
これからも日本のマラソンのレベルを上げ、面白くしてくれる事でしょう。
東京オリンピックではどんな進化を見せてくれるのか、注目したいですね。
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