【そして、バトンは渡された】映画原作のあらすじとネタバレ!バトンとは?賛否があるのなぜ?

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こんにちはNarseです。

映画「そしてバトンが渡された」2021年10月29日に公開される事が、発表になりました。

2019年本屋大賞に選ばれた同作は、中学校の教員の経験がある瀬尾まいこさんの原作です。

 

2019年「二十歳が一番読んだ小説ランキング」では3位にランクインしていました。

主演は永野芽郁さん。永野さんの相手役に岡田健史さん。

 

田中圭さん・石原さとみさん・大森南朋さん・市川正親さんが、永野さんの両親役で出演。

成長過程で名前も親も変わっていく森宮優子ですが、血の繋がりを超えてその時の親が優子に関わっていきます。

 

「そしてバトンが渡された」の”バトン”には、大きな意味がありそうですよ。

ここでは、原作本のご紹介と、あらすじやバトンの意味などご紹介していきますね。

 

映画公開前にチェックしていただけると嬉しいです。

 

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【そして、バトンは渡された】映画原作のあらすじとネタバレ!

瀬尾まいこさん原作で2018年文藝春秋より発売し、累計発刊部数80万部を突破しました。

文藝春秋HP

Image

 

ベストセラーと呼ばれるほどの原作ですが、あらすじはどん内容なんでしょうか?

 

あらすじ

本のあらすじをご紹介します。

 

主人公は高校2年生17歳の森宮優子。
生まれたときから水戸→田中→泉が原→森宮と名前が4回も変わっていました。今は森宮さんと親子として、2人だけで生活をしています。森宮とは血の繋がりはなく、今まで3人の父親と2人の母親に育てられました。水戸夫婦の間に優子が生まれたが、優子が3歳の時に実母が事故で逝去。小学校3年で実父が田中梨花と再婚するが、1年で離婚。優子は母親についていき性が田中になる。母子2人では生活がままならず、泉が原というお金持ちが梨花と再婚し、性が泉が原に変わります。梨花が変化のない暮らしにつまらなさを感じ、家をでてしまいます。しかし優子は泉が原と生活を共にしました。中学3年の時に、梨花が自分の同級生の森宮と再婚を決め、優子を引き取りたいと話します。そこから森宮との生活が始まりますが、梨花はすぐに家をでて離婚。優子は森宮の家しか帰る所がなく、2人での生活を何年も続けるのです。優子は不思議と自分が関わってきた、血の繋がらない父と母に対して恨みや辛かったという思いはありませんでした。様々な親の元を渡り歩いた優子だが、親との関係に悩むこともグレることもなく、どこでも幸せだったのです。大人になって好きな人ができて結婚する時に、その意味がわかるのでした。血の繋がりをこえた親と子の愛情に満ちた物語です。

映画の予告動画はこちら

主演の永野芽郁さんの涙の意味が気になりますね。

自由奔放に男を変える母梨花に、石原さとみさん。

 

実父に大森南朋、金持ちの義父泉が原に市村正親、3人目の父森宮に田中圭がどんな関わりを見せていくのか、

バトンを渡す意味とはどんなものなのでしょうか?

 

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【そして、バトンは渡された】バトンとは?ネタバレあり

バトンの意味は何なのでしょうか?

以下ネタバレ含みます。

 

愛情を繋いでいく物語

原作者の瀬尾まいこさんは、名前の由来をインタビューで、「一人の女の子に色んな大人が愛情をこめて関わっていくその時だけでなく、

次の場所へ巣立っていくその次の様子も書きたかったので【そして~渡された】とタイトルをつけた」

と話しています。

過去と未来が交わる物語なんですね。

 

バトンの意味「愛情」でした。

小さい頃から様々な境遇で、自分の意思とは関係なく名前をかえ続けた優子。

 

しかしその時の親は、優子を決して邪魔もの扱いするのではなく、自分達のできる精一杯の愛情を注いできたのです。

自由奔放な梨花も、優子の事を自分が産まずとも子供ができた事をお得に思っていましたが、自分ひとりでは優子がしたい習い事もさせてあげられないため、金持ちの男性と再婚していました。

 

しかも森宮と再婚した理由も、梨花の身体に優子を育てられない事情ができ、母親をやめる事を決意。

優子を託す相手として森宮を選びます。

 

森宮もすべて理解をして、優子の父となりました。

実父の水戸も仕事で海外に行く事になり、その間ずっと梨花に手紙を送り続けたのですが、優子に寂しい思いをさせまいと

隠していました。

 

血の繋がり関係なく、優子の親となった時点で、前の親が注いできた愛情と同じかそれ以上の愛情を優子に与え、優子が幸せになるにはどうしたらいいのか、

考えて次の人に「愛情・いのちのバトン」を繋いでいたのでと思います。

 

最後のバトンが森宮に渡されアンカーの親として、結婚する優子を最後まで心配し背中を押しました。

森宮がこんな言葉を残します。

 

本当に幸せなのは、誰かと共に喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない大きな未来へと大きなバトンを渡す時だ。あの日決めた覚悟が、ここへ連れてきてくれた。    引用:本文より

 

優子が結婚をするときに、すべてが明らかになり優子自身が自分が幸せだった意味がわかる愛情物語なんですよ。

私も原作を読んで、思わず泣いてしまいました。

 

映画ではどこまで描かれるのかわかりませんが、原作を読んで映画を見ると、より感情移入できるかもしれませんよ。

 

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【そして、バトンは渡された】つまらない?賛否があるのなぜ?

原作にはいろんな感想がありました。

 

まずは高評価から↓

 

感動したという意見が多数ありました。

映画化で田中圭さんがやる森宮に注目している声も多くありましたよ。

 

次にそうでもない感想をご紹介しますね

 

みなさんの意見は、否定的というより非現実的ではないかという意見が多かったです。

この世の中、連れ子や自分の子でさえ、虐待などの事件が相次いでいますよね。

 

それなのに、映画にでてくる人たちは、身勝手そうにみえてみんな愛情深い人たちばかり。

そこに現実とはちがう違和感を覚えるのかもしれません。

 

さらに優子は、実の親がいて相手によって名前が変わるのではなく、全く血の繋がりのない人の所に行っているのです。

確かに森宮と優子の間に、何かあってもおかしくはないです。

 

現実とは離れている部分もあるのだと思いますよ。

コメントにもあったように、現実と非現実性両方を持ち合わせていると思えば、感動の物語として受け入れられるのでは

ないでしょうか?

 

 

この方のコメントのように、実の家族でさえ絆がもろい時があるのに、本当にすごいし私もできないと思います。

家族とは何かを考えさせられる映画になりそうですよ。

 

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【そして、バトンは渡された】映画原作のあらすじとネタバレ!・まとめ

2021年10月29日に公開される映画「そして、バトンは渡された」

原作は小説家の瀬尾まいこさんです。

 

高校生の少女森宮優子は、これまで4回名前がかわり、3人の父・2人の母に育てられました。

様々な血の繋がりのない親たちの元を、転々とし育った優子。

 

しかし本人は道にそれる事なく、素直でいつも幸せを感じている前向きな女性に育ちました。

様々な大人が優子を育て、一見自分達の都合で親が変わっているようにも見えましたが、その裏にはいつも優子が

幸せになるにはどうしたらいいのかを最善に考えていたのです。

 

優子のいのち・愛情のバトンを繋いでいくために、親が変わり懸命に優子を育てていったのでした。

大人になってすべてがわかった時に、優子は自分が幸せでいた理由を実感するのです。

 

家族親子とは何かを考えさせられる物語ですよ。

現実的に血の繋がらない他人と子供が、家族として生活するのは非現実的な部分もありますが、家族とはなにか?無償の愛と

は何かを考えるには、とてもいい映画になるのではないでしょうか?

 

原作がとても面白いので、映画の前に読んでから観るとよりキャストに感情移入できると思います。

映画では少し脚本が追加される事もあるようですが、豪華な俳優陣たちがどんな家族を作っていくのか楽しみですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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