【柴咲コウ】種苗法とは？ 農家を敵に回したとネット炎上の真相を調査

こんにちは。

「種苗法」という法律が改正されることで、2020年5月頃のTwitterやニュースが荒れていたことを覚えているでしょうか？

その種苗法改正案が、11月17日に衆議院で可決されました。

今、話題になっていないことから、女優の柴咲コウさんの問題提起がいかに大きな出来事だったか、よくわかります。

• そもそも種苗法とはなんなのか
• なぜ注目されるようになったのか
• なぜ柴咲きコウさんが炎上したのか

その真相を探っていきたいと思います。

柴咲コウが種苗法で反対発言

新型コロナウィルスの混乱で世間が揺れる2020年4月30日、柴咲コウさんが自身のTwitterにて

「新型コロナの水面下で『種苗法』という法律の改正が国会にて進められている」

と疑問を呼びかけました。

残念ながら該当のツイートは削除されていますが、種苗法改正により現状農家が行っている種の採取が規制され、農業が立ちゆかなくなることを心配したツイートだったようです。

このツイートはニュースで取り上げられ、世間的に大きな注目を浴びました。

当時安倍政権の不正が疑われていた状況から、

と賛否両論が巻き起こりました。

柴咲コウさんはこの論争によって炎上したようです。

種苗法とは？

そもそも種苗法とはどんな法律なのでしょうか？

総務省行政管理局が運営している無料サイト「e-Gov法令検索」にて種苗法を覗いてみると、その目的は

「新品種の保護のための品種登録に関する制度、指定種苗の表示に関する規制等について定めることにより、品種の育成の振興と種苗の流通の適正化を図り、もって農林水産業の発展に寄与すること」

出典：農林水産省

となっていました。

具体的な内容は新しい品種を育成した人の権利の保障、平たく言うと農業版の著作権を保護する法律のようです。

農家を敵に回すとはどういうこと？

柴咲コウは今後一切JA関連は愚か、農業関連の仕事は来ねぇだろうな。種苗法改正反対は日本の全農家を敵に回したようなもんだよ。
あの改正は農家と日本にとってメリットしかないものだったのに、それに反対したってことは本人の思想はどうあれ日本を切り売りする気があると思われてもしょうがない。

— セルツさん＠FGO／DFFOO中 (@inotch0083) May 21, 2020

柴咲コウが日本の農家を敵に回したって繰り返す人、反対してた農家の意見も見てるのかな
反対意見の内容調べたのかな
物事には光と影があって、そのバランス取りが大事でしょ
本当にバランス取りきれてるって自信もって言えるのかい？
立場だけで決め付けてないかい？

— おっさんサイテ～‼️😭(地獄少女) (@Gesunasaiteiots) May 23, 2020

柴咲コウさんはネット上にて「農家を敵に回したな」と叩かれていました。

どういうことなのでしょうか？

政府が発表した種苗法改正の背景には、

そのために「日本の品種を保護する必要がある！」という問題があったようです。

そのための方法論として、権利の保障された種類の「自家増殖」が権利者の許可制として明記されたようですね。

儲からないで有名なセチガライ農業の業界ですが、調べていると…。

種苗法改正により

• 損をする人
• 得をする人
• 農業とは別に法改正の賛否を考える法律の人
• 経済の人

など、様々な立場の人が「自分の視点で正しいこと」を言い合っていました。

実際にこの法改正が日本にとって良いことだったのか悪いことだったのかは、数年後、下手をすると数十年後にならないと、分からないことなのかもしれません。

様々な意見がありますが、

昔は農家の間で当たり前に自家増殖が行われていた

政府の調べが甘くて想定と現実がかけ離れていた

とかあるわけですが、そういうことは横に置くとして、柴咲コウさんが炎上した理由としては

という一点が大きいようです。

ネット炎上の真相

専門的な問題とは別に、火がつき始めた後の対応にも、柴咲コウさんが炎上した理由がありそうです。

5月27日、柴咲コウさんは自身のTwitterに画像2枚からなる文面を投稿しました。

pic.twitter.com/O3l4OEDE54

— Ko Shibasaki 柴咲コウ (@ko_shibasaki) May 27, 2020

このうちの一部がネット記事などに切り取られ「脅迫行為などに対しては法的措置をとる」という強硬な姿勢が、イメージとして定着してしまいました。

議論の元になったツイートを削除していることもあり、

世間の反感を買ったことが、炎上加速の原因のひとつではないかと思います。

まとめ

女優の柴咲コウさんの問題提起で話題になった種苗法改正。

農業版の著作権ともいうべき種苗法ですが、法律としての問題点も間違いなくあるようです。

それでも柴咲コウさんが炎上した理由は

これらによる、柴咲コウさんへの反感にありました。

最後までご覧頂きましてありがとうございます。