こんにちは。
コロナウィルスが日本に上陸してから早くも1年以上が経ってしまいましたね。
2021年になった今もマスクは生活必需品であり、たくさんのメーカーから色々なマスクが発売されています。
中でも「ピッタマスク」はカラフルな色味やスッキリとしたフォルムが、コーディネートにピッタリだと、オシャレな女性からは人気の高いマスクです。
しかし、そんな「ピッタマスク」にはコロナの予防効果がない、という説が出てきているのです。
こちらの記事では、「ピッタマスク」の素材や機能性、コロナの予防効果についての真相をリサーチしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
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ポリウレタンの機能性について話題に!機能が劣るのは本当?
ピッタマスクしてる人正直あんまり意味ないのになあ、ってみてる
— レミ (@18729remaka) January 21, 2021
誰より早く使った自信あるけど、やっぱりピッタマスク意味ないんね
実験値とかの話じゃなく、使えばわかる
けど化学繊維感が強すぎるし、目視できるサイズの微細孔だからウイルスなんてすぐ通りそう
洗濯機に放り投げたら隙間から排水管に詰まって洗濯機壊れた恨みがあるってのは時効にしてあげる— はむを (@hamham861222) January 19, 2021
色味がオシャレな「ピッタマスク」は、ポリウレタン素材で出来ており、息がしやすく軽いつけ心地が人気ですが機能的に「意味がない」という声がSNS上で話題になっています。
ポリウレタン素材が、マスクとして機能的に劣るというのは、本当なのでしょうか?
ポリウレタンとは?
特性
ゴムのような伸縮性がある。
天然ゴムと異なり、染色性がある。
温度や湿度の急激な変化にあっても、素材性能は安定している。
塩素や光、カビなどにより脆化することがある。ウレタンコーティングについて
特性
時間が経過するにしたがい、強度や粘着力が弱まり、徐々に脆化し剥離する。
生成りや淡色系は、日光の影響により黄色く変色することがある。
表示方法
ウレタンコーティングをほどこしてある衣類には組成表にポリウレタンの表記をしている場合もあります。(任意表示)引用:株式会社ワールド 公式ホームページ
アパレルメーカー「ワールド」のホームページを調べてみると、ウレタンは伸縮性に富んでおり、染色性があるため、軽い付け心地やオシャレな色味を実現することが出来ていることがわかります。
しかし、時間が経つにつれ、どんどん劣化をしてしまう特性があることから、何度も洗って使うには機能として弱いということも同時にわかります。
また、何層かの布で出来ており、フィルターとノーズフィットで口元を覆う不織布マスクの構造と比べると、ウレタンマスクは基本的に布一枚で出来ているため、カバー力も劣ると言うことがわかりました。
出典:一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 公式ホームページ
ポリウレタンの素材はファッションには向いていますが、花粉やウィルスをしっかりとガードできるような医療的機能はそもそも備わっていないことがわかりますね。
また、スーパーコンピューター「富岳」の解析によると、ウレタンマスクは不織布のものに比べると、吹き出し・吸い込みともにカット率が低いこともシミュレーションされています。
出典:ABEMAヒルズ 公式ホームページ
ウレタンマスクが機能的に劣るということが見て取れますね。
ウレタンマスク警察なる、新しい「○○警察」が登場している模様ですよ。
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ポリウレタン商品人気のピッタマスクはコロナ予防効果なし?
ピッタマスクのピンクシリーズ初めて使ったけど可愛い!!!!
黒の方が肌が白く見えるけど
ピンクも可愛いや!!!— ○ゃみ (@s2_neko_) January 14, 2021
可愛いマスクつい買ってしまう。
顔が大きくて耳と鼻痛いのもあって…
やっとサイズ合うやつ厳選した😂でもピッタマスクが一番好き🥺
定価で買えない上に
1回の洗濯で変色すごすぎるけど
化粧が一番落ちない気がする🤔 pic.twitter.com/E6jiB7EHPn— ゆきのん (@yukinonn_darts) December 28, 2020
効果が薄いと言われていても、毎日つけるものなので、できれば可愛いマスクをつけたいですよね。
私も、ピッタマスクが好きでたくさん持ってるので、「効果がない!」「ウレタンマスクは悪だ!」と取り締まられるとショックな気持ちになります。
ウレタンマスク警察の人は赤枠のところをしっかり読んでください。#Yahooニュースhttps://t.co/iNdcqSwWhP pic.twitter.com/1JrJ2udoy2
— だぷー (@daplognet) January 16, 2021
確かに不織布マスクよりは効果が薄いものの、ウレタンマスクでも一定の効果は得られることから、コロナ予防の効果がないとは言い切れないでしょう。
ムキになって「ウレタンマスク警察」になり、取り締まる必要はなさそうですね。
野外のジョギングなどで、人と対峙する機会が少ない場面なら、ウレタンを着用しても良いのではないでしょうか?
ただ、2021年になり感染が爆増しているため、現在は機能重視で不織布を付けた方が良さそうですね。
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コロナ予防に素材別で比較
ここからは、素材別でマスクの予防効果を比較してみましょう。
家庭用マスクであれば不織布の素材が吹き出し20%と、高いコロナ予防の効果を発揮します。
ついで布マスクが18〜34%と効果的で、ウレタンマスクの吹き出しは50%とマスクの中ではやはり劣っていますね。
テレビなどでよく目にする、フェイスシールド・マウスシールドはほとんど効果がない結果なので、一般の方がわざわざ着用するのは避けた方が良さそうです。
都心部での移動が多い方は、”自分の身を自分で守る”という点では不織布(日本製)を付け移動するのが安心と言えますね。
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まとめ
こちらの記事では、ポリウレタンマスクについて機能性と効果を調べました。
素材の特性・マスクの構造から見て、不織布や布マスクよりも感染予防効果は薄いことがわかりましたが、ウレタン素材のピッタマスクでも一定の予防効果はあります。
野外での運動の際や、不織布が合わない体質の方の場合は着用しても良さそうですが、コロナ禍では、オシャレより機能性を重視した方が良さそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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