実写【君の膵臓を食べたい】通り魔の犯人はだれ?病死でない作者メッセージを考察

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こんにちは。

実写映画「君の膵臓をたべたい」。

略称=「キミスイ」。

住野よる先生の人気小説の実写化によるラブストーリーです。

 

物語はタイトルにもあるように、膵臓を悪くして長く生きることが出来ないヒロイン(山内桜良)「死ぬ前にやりたいこと」に、控えめな性格の「僕」が付き合い。

彼女の病気がきっかけとなり次第に心を通わせていくラブストーリー

 

ですが、オチは病死ではなく通り魔事件となりこの世を去る衝撃的な展開となっています。

更に、その犯人についても詳細はありません。

 

この記事では、

  • 気になる通り魔は一体誰なのか?
  • どうして病死ではない物語にしたのか?
  • 作者のメッセージとは?
  • そもそもなぜこのタイトルにしたの?

 

など気になる点を調査しました。

読んで少しでも、スッキリできれば幸いです!

 

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実写【君の膵臓を食べたい】通り魔の犯人はだれ?元カレ説と否定される理由

 

「君の膵臓をたべたい」は病死をするヒロインとの切ないラブストーリーではなく悲劇な最期を遂げることとなります。

こんな終わり方「なぜ??」と感じた方も多いのではないでしょうか。

しかもその犯人は謎のままです。

 

通り魔の犯人はだれ?元カレ説

通り魔の犯人はいったい誰だったのでしょうか?

 

 

ネットでは、「元カレ」というワードが飛び交っています。

ではなぜ元カレ説が出ているのでしょうか?

 

ヒロイン(桜良)は、明るくクラスの人気者!

元カレは、今まで3人いたと言われています。

 

一方、「僕」である春樹はおとなしい性格で、恋人どころか友達も少ないタイプです。

 

ヒロイン(桜良)は、委員長(隆弘)と付き合っていてしっかり別れることもなく「僕」と”死ぬ前にやりたいこと”のリストを完成させながら仲睦まじいくなっていく2人。

 

その「ヤキモチ」や「逆恨み」なのでは?

などの意見が出ていました。

元カレが犯人と憶測が飛び交う理由

桜良は、「自分の余命」の話はクラスメイトに隠していた中、”やりたいことリスト”を行っていた2人。

その事を知らない、クラスメイトは春樹と仲睦まじい姿を目撃し、異色の2人がいたことで、一気に話題に…。

 

嫉妬をしたクラスメイトたちに、春樹の持ち物を隠されるなどの嫌がらせが度々起きます

そしてあくる日、春樹が桜良の家を出たところクラスメイトの男子に目撃されてしまいます…。

 

そのクラスメイトが、桜良の元カレ。

委員長(隆弘)です。

 

隆弘の桜良への執着心は強く、春樹の存在を嫌っている一人なのは明らか…。

 

桜良の家の前で、隆弘がを呼び止め。

春樹は、桜良が「しつこいひとは嫌い」と言っていたのを思い出し、それとなしに隆弘に伝えたことで、怒り狂い隆弘が春樹を殴ってしまいます。

 

その場面を見た桜は「二度と近づかないで」と隆弘に言い、春樹を家につれて戻りました。

この場面があったことで、強い執着心が桜良を恨み犯行に及んだのでは?

という憶測が飛び交ったのです。

 

ですが、結論から言うと、元カレは”犯人ではない”です。

 

通り魔の犯人はだれ?元カレ否定説

桜良が無事退院した矢先に通り魔事件となります。

通り魔について、小説や映画の冒頭でも触れていますね。

「通り魔事件が起きている」新聞の記事として出ています。

この甲状腺事件への関与と考えられるでしょう。

 

桜良と春樹は家に2人り、それまで気まずい雰囲気から絆が生まれます。

その流れからも、この場面で隆弘が犯人というのをほのめかすシーンではなく、2人が仲直りするためシーンではないでしょうか。

 

まさか、自分の身に起きると思っていない事件に巻き込まれてしまった。

 

桜良の病気の事も関係なく、ただただ運悪く”通り魔と出くわしてしまったことに過ぎない”という事件ということです。

 

この流れが生生しいといいますか、ドラマや映画では考えられない設定ですよね。

 

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実写【君の膵臓を食べたい】なぜ病死ではない?作者のメッセージとは?

 

では、なぜ「余命が決まっている」桜良の最期が病死ではなく通り魔事件となったのでしょうか…。

「君の膵臓をたべたい」

というタイトルからして、間違いなく死因は”病死”だろうと疑いもしませんよね。

では、なぜ物語はこのような悲痛なもととして描かれているのか?

作者のメッセージを考察していきましょう。

 

桜良が亡くなった後、「僕」はこんな事を考えていました。

 

”「残り少ない彼女の命だけは世界が甘やかしてくれると信じきっていたんだ。世界は差別をしないんだ」”

 

この言葉からすると。

  • 誰でも命はいつまで続くのかはわからない。
  • どんなに元気でも。
  • 病気でも。

 

だからこそ

「今を大切に生きよう」

というメッセージと考察します。

 

自分の病気で余命が少ないとわかっていた桜良は、「今」を大切に生きていました。

 

「僕」は、桜良と共にしたことで、今があることの大切さを知っています。

 

病気で死ぬまでは、”桜良は生きている”「僕」は疑いもしなかったのですが、現実の儚さを知ることとなります。

 

現在での、「僕」桜良の遺書を見つけた時に、牧師を退職することをやめ「今を大切に生きる」と決意するのでした。

 

このことから、病死という物語を描かたなかった作者のメッセージは、「今」があることの大切さを伝えたかったと考察します。

 

キミスイのロケ地はこちらから↓

実写【君の膵臓をたべたい 】ロケ地はどこ?映画の撮影場所の巡礼マップまとめ

 

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そもそもなぜ【君の膵臓を食べたい】というタイトルなの?

とても悲しいこの物語のタイトルが「君の膵臓をたべたい」ですが、なぜそもそもこのタイトルをつけたのでしょうか?

タイトルからして、「病気の女の子と僕」の物語というのは見なくても、読まなくてもわかります。

桜良は、天真爛漫なクラスの人気者。

春樹は、おとなしい友達がすくない図書委員。

 

この異色の2人がつながるストーリーのタイトルの意味を早速考察していきましょう。

 

考察1:昔の人の言い伝え

余命を1年と宣告され、桜良が「僕」に対して「君の膵臓をたべたい」とふざけていいます。

 

その言葉は昔の人がよくいった言葉で、

  • 肝臓が悪かったら肝臓を食べる
  • 胃が悪かったら胃を食べる

魚の目玉を食べると、目が良くなる、頭が良くなるとかも聞いたことありますよね!

桜良も膵臓の病気を治したくて「君の膵臓を食べたい」とふざけてみせたのでしょう。

 

考察2:魂は生きられる?

桜良は自分が亡くなったら「私の膵臓は、”僕”が食べていいよ。人に食べてもらうと魂がその中で生き続けるから」と話していました。

 

このことから、桜良は「僕」に”膵臓を食べてほしい”と解釈します。

考察3:想いを伝える合言葉

桜良が2週間入院して特別治療を終えたあと、更に2週間入院が伸びてしまったが無事に退院をした時。

「退院した私を褒めなさい」と僕にメッセージを送ります。

僕は返信メールで桜良との日々を振り返り

”僕は君になりたかった”

と気づきます。

返信メールを考えたあと「君の爪の垢を煎じて飲んでみたい」と打ち込み。

つまらないかも…。

と考えた後

「君の膵臓をたべたい」と返信します。

そのメッセージを送った後に、桜良は通り魔事件に巻き込まれてしまいますが、桜良が生前残していた遺書のの内容が、

 

『死ぬまえに君の爪を煎じて飲みたいな』でもやっぱり『君の膵臓を食べたい』と書いてあったのです。

このことから、僕と桜良は同じことを考えていた事がわかります。

 

  • 僕は、天真爛漫で明るく魅力的な彼女に憧れていた。
  • 桜良は、いつでも自分らしくいる僕に憧れていた。

 

僕が最後に送信した「君の膵臓をたべたい」は開封済みになっていて「僕」の想いは彼女に通じていたのでしょう。

2人の合言葉となったい「今」の意味が込められていると考察します。

 

考察4:「僕」を変えるきっかけとなった言葉

「僕」は、出会った時に桜良がふざけて言った「君の膵臓をたべたい」という言葉のおかげで、桜良が亡き後自分を変える事が出来ました。

それはいつも…

”桜良のような”と考えて生きていきます

  • 人を認められる人間に
  • 人を愛せる人間に
  • 人に愛される人間に

このことから、「僕」の中で桜良が生き続けていることを感じませんか?

桜良と出会い、憧れ、「僕」自身を変えるきっかけとなった言葉。

それがタイトルとなったことを考察します。

 

様々な「考察は」ありますが皆さんはどう受け取りますでしょうか。

 

キミスイのロケ地はこちらから↓

実写【君の膵臓をたべたい 】ロケ地はどこ?映画の撮影場所の巡礼マップまとめ

 

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実写【君の膵臓を食べたい】通り魔の犯人はだれ?まとめ

実写【君の膵臓を食べたい】通り魔の犯人はだれ?病死ではない作者のメッセージを考察させていただきました。

犯人が誰だった?

というよりも、当たり前のような日々は当たり前ではなくて。

どんなに余命を知っていても、そこまで必ずしも生きれるわけではない。

だからこそ「今」を大切にしよう。

というメッセージと考察します。

タイトルに関しても様々な意見があると想いますが、あなたはどう受け取りましたでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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