こんにちは。
2021年1月、財務省から新500円硬貨発行延期の発表がありましたね。
新500円硬貨は2年前に発行が発表され、予定では2021年4月頃に流通開始となるはずでした。
しかし、新型コロナの影響で発行開始準備が遅れており、2021年上半期には流通させる計画がずれ込むと予想されています。
この記事では、
- 新500円硬貨はいつから利用開始となるのか
- 新500円硬貨と現行500円の違い
- 新500円硬貨の自動販売機やATM対応時期
などについてまとめていきます。
新しい500円硬貨について、詳しく知りたい方は是非参考にしてみて下さい。
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2021年・新500円硬貨はいつから発行?利用開始時期は?
2021年4月27日、財務省から新500円硬貨の発行を11月をめどに進めると正式に発表されました。
新500円硬貨の発行が遅れたわけは
ことです。
実際に新しい硬貨が発行されても、自動販売機やATMで使えないと意味がありませんよね。
ATM設置企業では、
- 県内に移動自粛要請が出されているので今、県外から作業に来るのは控えてほしい
- テレワークを実施しており、対応できる社員がいない
などの理由から改修作業がなかなか進まなかったとコメントしています。
加えて、4月28日から3回目の緊急事態宣言が発表。
もしかすると、発行開始が11月以降にずれ込む可能性もありますが、新しい500円硬貨の登場が期待されますね。
2021年度に発行される硬貨は2億枚。
時代と共に巧妙化される硬貨の偽造対策として、今回の新500円硬貨発行は3回目となります。
初代の500円硬貨は1982年に発行開始。
岩倉具視の肖像が印刷された500円札は1994年に発行停止されています。
3代目となる新500円硬貨はいったいどんな特徴があるのでしょうか。
次に詳しくご紹介していきます。
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2021年・新500円硬貨と現行500円通過の違いとは?変更部分の詳細サイズ変更はあるの?
【財務省発表】新500円硬貨、11月をめどに発行へhttps://t.co/u24TKO4oyM
新たな偽造対策として、2色構造にするほか、通貨の縁にあるギザの一部をより粗い形状にした。21年度は2億枚程度を発行するという。 pic.twitter.com/1mUouqeOrL
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 27, 2021
今回で3度目の発行となる新500円硬貨。
初代の500円硬貨は1982年、2代目の500円硬貨は2000年にそれぞれ発行されています。
大きな変更部分となる、「白銅・銅の2色構造」は初めての導入なんだとか。
その他の変更部分も見ていきましょう♪
新500円硬貨の変更部分はこちら
- 重さ : 0.1グラム増加
- 素材 : バイカラー・クラッド(二色三層構造)
- 貨幣の縁に「異形(いけい)斜めギザ」・「微細文字加工」を追加
大きさの変更はなく、おなじみの「竹」「橘」「桐」がデザインされた図柄も初代500円硬貨から変わっていません。
「異形(いけい)斜めギザ」を通常貨幣へ導入したのは世界初の試みだそうですよ。
紙幣に比べると硬貨は偽造がしやすいと言われています。
理由は、硬貨と同じような素材に模様を掘ってしまえば簡単に偽装されてしまうから。
そのため、今回新たにされた新技術が
- バイカラー・クラッド(二色三層構造)
- 異形斜めギザ
バイカラー・クラッド(二色三層構造)に変更された500円硬貨は、周辺部分は現行の素材を使用し、中心部分には色味の違う素材を利用。
さらに、真ん中にも異なる金属を使い三層構造となっています。
また、異形斜めギザを採用し不均等に斜めギザを配置することで、さらなる偽造防止効果が狙えるんだとか。
そして硬貨の縁に加工されるのが「500YEN」「JAPAN」の微細文字。
偽造防止対策として、これらの新技術が導入されたようですね。
新500円硬貨と現行500円硬貨の比較がこちら
財務省ホームページから一部引用
現在使われている500円硬貨は新500円硬貨が発行されても引き続き使用できます。
現在流通している500円硬貨は、およそ50臆枚。
現行の500円硬貨は日本銀行へ戻った後も、当分の間は再度流通させていくようです。
詳しくは、財務省ホームページをご覧ください↓
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2021年・新500円硬貨の自動販売機やATM対応時期
新500円硬貨が発行されると同時に自動販売機やATMで使えないと困りますよね。
財務省の発表では11月をめどに新500円硬貨が発行されるということ。
そのため、自動販売機やATMも発行が予定されている11月頃から利用できると予想されます。
現在全国に設置されているATMは約11万台、各種自販機は約400万台あります。
そんなに多くの台数を改修するのに11月で間に合うの?
と心配になりそうですが…。
すでにATMは8~9割、各鉄道会社の駅発券機は7~8割が改修を終えています。
残りの改修作業もあと半年あれば終わる見通しが立っているとか。
そのため、新500円硬貨発行が11月をめどに行われることが決められたようですね。
ただ、自動販売機に関しては駅発券機以外の、飲料や食品、タバコ、駐車場の自動精算機などは対応が遅れる可能性もあります。
今年の11月頃を目途に新500円硬貨が出てくるのか….
自販機のコインメック、総入替かなぁ….
7台分….大変だ!— ㈱入谷酒店@酒屋に見えない変な酒屋さん (@iritani_sake) April 27, 2021
新500円硬貨、ATMと券売機の改修が終わったのは良いけど、自販機や今普及中のセルフレジ・セミセルフレジなんかはこれからって感じよね、レジは数増えてるから大変そう
— 忍野イツキ(イツキ☆)🎦 (@animehakase) April 27, 2021
また、スーパーやコンビニなどのレジやセルフレジなどもコストの関係で、発行後すぐに使えないケースもあると考えておいた方が良さそうです。
さらに、今後のコロナの新規感染者状況によっては、残りの改修作業自体に遅れが出る可能性も。
特に民間管理の自販機類に関しては対応が遅れるかもしれませんね。
ATMに関しては、8~9割の機器が改修を終えているので発行と同時に問題なく新500円硬貨が使えるでしょう。
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2021年・新500円硬貨について・まとめ
この記事では、
- 新500円硬貨はいつから利用開始となるのか
- 新500円硬貨と現行500円の違い
- 新500円硬貨の自動販売機やATM対応時期
についてご紹介しました。
ただ、飲料系などの自動販売機対応は、少し対応が遅れると考えていた方が良さそうですね。
2024年には、新紙幣の発行も計画されています。
キャッシュレス化が進んだとはいえ、まだまだ重要のある紙幣や貨幣。
新しい500円硬貨を使える日が楽しみですね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
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