こんにちは。
2020年に開催予定だった東京五輪オリンピック。
いまだコロナの収束が見えない中、1年間の延期を経て2021年7月に開催されようとしていますね。
東京五輪オリンピックの開催には賛否両論あり、オリンピック開催中止の署名運動が起こっていることが話題となっています。
開催中止の匿名運動をおこなっているのが、オンライン署名サイト「Change.org」。
匿名の呼びかけを行っているのは、元日弁連会長の宇都宮健児さんです。
この記事では、
- 匿名オンラインサイト「Change.org」とは?
- 「Change.org」のやり方や注意点
などについてまとめていきます。
オリンピック開催中止の署名運動を行っている「Change.org」について詳しく知りたい方は是非チェックしてみて下さい。
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東京五輪オリンピック開催中止の署名運動を開始 オンラインサイト「Change.org」とは?
引用 ウィキペディアより
オンライン匿名サイト「Change.org」で、東京五輪オリンピック開催中止の署名運動が開始されたのは5月5日正午からです。
「Change.org」で署名運動を呼びかけたのは、元日弁連会長の宇都宮健児さん。
オンライン署名サイト「Change.org」とはいったいどんなサイトなのでしょうか。
署名活動を開始した宇都宮健児さんについてもご紹介していきます。
「Change.org」で署名運動を開始した宇都宮健児さん
宇都宮健児さんのプロフィール
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宇都宮健児さんは、弁護士として多重債務問題や貧困問題などを専門にしており反貧困ネットワーク代表としても活躍されています。
署名運動の理由は
新型コロナウがイルスの感染拡大に歯止めがかからないままの大会実施は『平和の祭典』であるはずの五輪の理念から大いに逸脱する
不足する医療資源を五輪に割くことは、コロナ禍で疲弊している医療従事者をさらに苦しめ、住民や参加者の命と暮らしを危険にさらすことになる
というのが、宇都宮健児さんの主張です。
確かに、コロナ収束が見えない中のオリンピック開催は不安がぬぐい切れないことも事実ですね。
「Change.org」で集まっている署名は、5月8日現在で26万人以上。
署名開始からわずか3日でのこの記録は、2012年に日本語版開始されて以来最速のペースなんだとか。
それだけ今年開催される東京オリンピックに疑問を抱いている人が多いということになります。
ところで、オンライン署名サイト「Change.org」とはいったいどのようなサイトなのでしょうか。
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「Change.org」ってどんなサイト?
Change.orgは、自分たちの取り組みや課題に対する賛同をオンライン上で集めることができるサイト。
現在のユーザー数は、日本では200万人以上、全世界で3億人以上を超えています。
扱う課題は、経済や刑事司法、人権や教育、環境や動物など様々なキャンペーンを立ち上げることができるみたいですよ。
新型コロナウイルス対策に対す署名運動も盛んに行われているようですね。
サイト利用の目的は
署名の力で「自分の声で社会が変えられるかもしれない」という可能性をサポートするのが運営側の理念となっています。
サイト概要
運営者 | Change.org, Inc. |
---|---|
設立者 | ベン・ラトレイ |
開始 | 2007年2月7日 |
タイプ | 署名運動 |
URL | http://www.change.org/ |
2007年に開始されたChange.orgは、現在急成長しているソーシャルアクションプラットフォームの一つとも言われているんですよ。
請願される件数は平均して1日500件。
日本では2012年から運用が開始されました。
運営資金はユーザーからの寄付と広告収入から調達されており、オンライン署名は無料で開始できます。
「Change.org」へ東京五輪オリンピック開催中止の署名へのアクセスはこちらから↓
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東京五輪オリンピック開催中止の署名やり方や注意点!サイトの安全は大丈夫?
引用 宇都宮健児公式サイトより
それでは、実際に「Change.org」から東京五輪オリンピック中止の署名をする方法をご紹介していきます。
署名時の注意点などについてもまとめているので参考にしてみて下さい。
「Change.org」での署名のやり方
東京五輪オリンピック開催中止の署名の手順はこちら
- 「Change.org」へアクセス
- 「オンライン署名をする」をタップ
- 名字・名前・Eメールアドレス・国籍・都道府県・郵便番号を入力
- 「今すぐ賛同」をタップ
- 登録したメールアドレスに確認の通知がくる
- 通知された内容を確認し「承認」をタップして署名完了
署名する時は一つのメールアドレスで一人の署名とします。
オンライン署名のため、捺印は不要。
署名後に表示される「シェア」や「寄付」の協力は任意なのでスルーしても大丈夫。
署名の完了はサイト上の「今すぐ賛同」をタップだけでなく、サイトからのメールで「承認」をタップしてからになるので注意しましょう。
署名のあて先はこちら
- 国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長
- 国際パラリンピック委員会(IPC)アンドリュー・パーソンズ会長
- 菅義偉首相
- 丸川珠代五輪相
- 小池百合子都知事
- 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
- 橋本聖子会長
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「Change.org」で署名する時の注意点
「Change.org」で署名する時の注意点は2つ。
- チップは任意で大丈夫
- 署名に公的法的効力は無い
順番にご紹介していきます。
チップは任意で大丈夫
署名時に、「今すぐ賛同」をタップした後「3,000円からのチップ」をお願いする画面が表示されます。
特に寄付の意向がなければチップを払う必要はないのでそのまま画面を閉じて大丈夫です。
同時に「シェア」ボタンも必要なければ何もしなくてOK。
その後、定期的にメルマガが送られてきますが、メールの下の方にあるる「Change.org からの E メールをすべて停止する」ボタンからいつでも停止できます。
署名に公的法的効力は無い
基本的にオンライン署名も請願書としての扱いにはなります。
ただ、直筆実名ではないので公的法的効力はないことを認識してくことが大切です。
裏を返せば、このオンライン署名がどれだけ集まっても法律上で該当者が行動を起こさなければならない義務はないということですね。
つまり、署名がどれだけ集まっても東京五輪オリンピックの中止させる直接の効力は持たないということ。
ただ、東京五輪オリンピックを中止して欲しいという意思表示ははっきりとできるはずです。
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「Change.org」の安全性
Change.orgは、デラウェア州のChange.org, Inc. が運営している営利法人。
日本で活動しているChange.org JAPANは、非営利型一般社団法人としてChange.orgのユーザーのサポートを中心に行っています。
運営自体の安全性は高いようですが、チップの件で少し注意が必要です。
https://t.co/99O19VUmjh
このサイトの、ある呼びかけに賛同し「1000円」を寄付したつもりだったが、実は「会費1000円」を毎月取られる詐欺紛いのシステムだった。昨日、8月分と9月分の請求が来ているのに気が付き、漸く「騙された」と気付いた次第である。
早速退会した。— 虎年の牡牛座 (@tbmhv) October 1, 2019
先ほど3,000円からのチップをお願いする画面について触れましたが、もし一度寄付をしてしまうと毎月請求が来てしまうようです。
毎月寄付を行いたい方はよいですが、一度だけのつもりで行うとトラブルの原因となるので注意が必要。
また、Change.orgでは利用者のサインを含む個人情報を秘匿するシステムを採用しています。
ただ、条件によっては他の検索エンジンで漏れてしまう可能性があることを認識しておく必要がありますね。
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東京五輪オリンピック開催中止の署名運動について・まとめ
この記事では、
- 匿名オンラインサイト「Change.org」とは?
- 「Change.org」のやり方や注意点
などについてご紹介してきました。
Change.org は、自分たちの取り組みや課題に対する賛同をオンライン上で集めることができるサイトです。
今回の東京五輪オリンピック中止についての署名活動だけでなく、新型コロナウイルスの政府の対応などについても様々なキャンペーンが立ち上げられているんですよ。
署名活動は無料で誰でもキャンペーンを開始できますが、寄付をする時は一度寄付を行うと毎月請求がくるので注意が必要です。
また、オンライン署名のため署名自体には法的効力はないことを認識した上で署名を行いましょう。
ただ、一人一人の思いは「署名数」として残りますね。
東京五輪オリンピック中止の署名をChange.orgで行う際は、注意点を理解してから行うことが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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